こんにちは。てくすけです。
私は現在、第二子の誕生に合わせて男性として育休を取得しています。
目次
育休を男性が取ってみての感想
育休の取得によって
妻にワンオペ育児をさせることなく感謝され
家族との時間が大幅に増え
子どもの成長を見守ることができ
本当に充実した時間を過ごすことができています。
今後も続くであろう長い会社員人生の中でこのような時間を持てたこと
育休を取った判断をしたことを本当に良かったと思っています。
、
、
、要するに
サイコー!
とってよかった!!
明日も休みだぜ!!!
みんなもとればいいのに!!!!
と考えています。
育休取得を考えている男性にとって
そもそも男性がとれるものなの?妻がとる予定だし、、、。
どのくらいの期間とる?
給料は減っちゃうよね、、
復帰後の仕事大丈夫かな、、、
と色々な疑問がわいてくると思います。
実際に私が育児休業のことを考え始めてから
取得するまでに考えたこと、、
取得して初めて分かったことを紹介したいと思います

育児休業制度について
子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)までの間の1年間
申出により育児休業の取得が可能な制度のこと
育児休業は1日でもOK
育児休業ときくと半年や1年など長いあいだ休むイメージがありますが
何日以上という規定はありません。
育児休業は1日から取得できます。
実際に1日か2日取得させて男性の取得率を100%とうたっている会社もあるくらいです。
育児休業は夫婦二人そろって取得でもOK
育児休業は女性が取得する場合が多かったためか
夫婦そろって取得できないと思われがちですがそんなことはありません
奥さんが専業主婦の場合でも取得可能です。
二人でそろって育児休業にはいり、給付金をダブルで受け取ることも可能です。
育休の男性の取得率は?
男性の育児休業取得は増えていっているものの、まだまだ少数派。
育児休業を取った人の割合は
女性83.2%に対し男性は5.14%(厚生労働省「平成29年度雇用均等基本調査」)
政府は男性の育児休業取得率を2020年には13%とすることを目指しているそうです。
また、男性の育休取得の6割以上が「1日」という悲しい現状もあります。
たまにビジネス誌で男性の育休取得率のランキングなどが公表されて
男性の育児休業取得率100パーセント!!
と働きやすさをうたっている某銀行や某役所がありますがこのパターンです。
育休中の給料の代わりになる給付金って?

育休中は会社から給料が支払われなくなるので不安があると思います。
でも安心してください
休業期間中に給料が一定以上減額される場合には
雇用保険から「育児休業給付金」が支払われるのです。
- 育児休業の開始から6か月間は給料の67%
- 6か月以降からは給料の50%が給付
ここでの「給料」は育児休業に入る直近の6か月間の平均で算出されるそうで残業代なども含まれます。
さらに、育休中は社会保険料免除となります。
6か月間は手取りの80%
6か月~1年間は手取りの55%と考えると良いようです。
昨年度に確定している住民税は支払う必要があるので注意が必要です
今まで給料から天引きされていた組合費や保険、住民税の扱いは
会社指定の口座に振り込む
復帰してからボーナスから天引きされるなど
いくつかパターンがあるようなので勤め先に確認しましょう。
育児休業の取得タイミング
自らが出産する女性と違って男性は産前産後休暇はありません。
なので育児休業に入るタイミングや日数を自由に選ぶことができます。
同じ日数の育児休業を取得した場合でも
取得するタイミングによって社会保険料の免除に差が発生し何十万円もの収入差がつくことがあります
よく調べてから取得タイミングと復帰タイミングを決めるようにしましょう。
取得時期によって20万円以上差がつく場合が
社会保険料の徴収が免除される期間は以下の通りです
「育児休業等開始月から終了予定日の翌日の月の前月(育児休業終了日が月の末日の場合は育児休業終了月)まで」
下の例をもとに考えてみましょう
育休開始日と復帰日が同月
例:4月26~29で取得
⇒社会保険料免除ならず
育休開始日と復帰日が月をまたいでいる場合
例:4月29~5月2日で取得
⇒4月の月給の社会保険料免除
5万お得に!!
ケース3
育休開始日と復帰日がボーナス支給月をまたいでいる場合
例:6月29~7月2日で取得
⇒6月の月給の社会保険料免除、6月のボーナスの社会保険料免除
20万お得に!!!
このようにボーナス月を狙って育休を取得することで
社会保険料が免除され、手取りが増えるのです。
短期の育児休業の場合はタイミングを調整して取得することをおすすめします。
1か月とる場合でキリが良いからと1日~31日まで取得するのはさけたほうが良いのです。
何よりも職場の理解が大事

今まで育休のタイミングやらいろいろと書いてきましたが
一番大事なのは、職場の理解を得ることかもしれません。
幸いなことに私のの職場の方々は理解と育休への興味を示して貰っています
育休は就職してから定年までの30数年のうちのほんの数か月ですが
生まれた子供と、家族とまっすぐ向き合う大切な素晴らしい期間になると思います。
思い切って育休取得を家族で話し合ってみるのもよいと思います。
10年後くらいには男性の育児休暇の取得が当たり前になることを願っています。